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🔖デリカシーでメシが食えるか!

  • yamamotob
  • 2 時間前
  • 読了時間: 3分

婚活のサポートをしていると、

交際中の会員さまから、

こんな言葉を聞くことがあります。

「悪い人じゃないんです。ただ……」

相談所界隈(?)では、なかなかの頻出ワードです。




優しい。

真面目。

きちんとした仕事をしている。

約束も守る。

なのに、なぜかご縁が続かない。

はて。

なぜでしょう。

お話を聞いていくと、

どうやら犯人は別のところにいるらしいのです。

その名も――デリカシー。

例えば、女性が

「最近ちょっと太っちゃって」

と笑いながら話したとします。

すると男性は、

「確かに少しふっくらしましたね」

と正直に答える。

またある方は、

「若く見られることがあります」と言う女性に、

「でも実年齢は結構いってますよね」

と返してしまう。

さらに、

初対面のお見合いで、

「なんで今まで結婚しなかったんですか?」

とストレートに聞いてしまう方もいます。

悪気はないのでしょう。

むしろ本人は、良い流れで会話をしているつもりです。

……で?

問題は、悪気がないこと、そこなんです。

ご本人にしてみれば、

嘘をついていない。

正直に答えている。

気になったことを聞いている。

それだけです。

ところが、

受け取る側からすれば、

心の中に小さな傷が残ることがあります。

でも、ほとんどの女性はそのことを言いません。

「ちょっと傷つきました」と言う代わりに、

曖昧な笑みを浮かべて、ちょっとだけ言葉が少なくなります。


婚活は不思議なもので、

大きな失敗より、

こうした小さな「心の引っかかり」の積み重ねで終わることが多いのです。

そして当の本人は、なぜ断られたのか気づかない。

会話も盛り上がった。

笑っていた。

ちゃんと話せた。

なのに結果は「お断り」。

こうして、

「良い人に出会えない」

という話になっていきます。

でも実際には、

出会えていないのではなく、

自分でご縁を削ってしまっていることがあるのです。

デリカシーというと、何だか難しそうに聞こえますが、

特別な会話術ではありません。

相手が、言われてうれしいか、

相手が、聞かれて困らないか、

ほんの少し想像してみること。

たったそれだけです。

婚活では、

面白い人より、

少しだけ気を遣える人が選ばれることがあります。

話が上手な人より、

安心して話せる人が選ばれることがあります。

相手の話について、正しいかどうかでなく、

「その人がどんな気持ちで話しているのか」

を先に考えてみれば、

むやみに傷つけることは少なくなるでしょう。


デリカシーでメシは食えないかもしれません。

でも、

デリカシーが足りないと、

そのメシを一緒に食べる相手が見つからないことはあるのです。

婚活とは、なかなか奥深い世界なのであります。


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