🌸「言わなくてもわかるでしょ？」がすれ違いの始まり――男女の誤解・「察して」問題の正体とは
- yamamotob
- 11月20日
- 読了時間: 3分
前回の 「なんでそんなふうに受け取るの!?」 では、
男女の“受け止め方のズレ”をのぞいてみました。
そして今回も続編。
そう、会話は受け止め方だけじゃなく、伝え方でもズレるんです。
「言わなくてもわかるでしょ？」という名の魔法。
残念ながらこれは、人類史上まだ一度も成功したことがありません😇
（※個人の感想ですが、わりと真実です）
💬 例1：「言わなくてもわかるでしょ？」問題
👩女性：「ちょっと疲れちゃった」
🧑男性：「うん、でもせっかくだし、もう一軒行かない？」
女性の心の声：「だから……帰りたいって意味だったのに」
男性の心の声：「え？楽しませたいだけなんだけど？」
ここにも“男女の会話のズレ”が潜んでいます。
女性は「察してほしい」。
男性は「言ってくれたら助かる」。
もう、永遠のすれ違い漫才ですね😂
🌸 例2：「大丈夫」は大丈夫じゃない問題
👩女性：「うぅん、大丈夫」
🧑男性：「そっか、なら安心した！」
……で、翌日からLINEが減るという定番ルート。
女性の「大丈夫」は、
ときどき “気づいてほしい”を添付した隠しフォルダ になっています。
でも男性は、言葉をそのまま受け取る“シンプル設計”。
ここで会話が終了してしまうのです。
💡 なぜズレが起きるのか？
婚活、恋愛、夫婦生活……どのステージでも起きるこの問題。
実はその根っこに、男女の会話文化の違いがあります。
🧠 男性は「言葉で説明する文化」
→ 事実・状況をそのまま伝えてくれたほうが安心する
💗 女性は「空気でつながる文化」
→ 言わなくても分かってくれる“優しさ”を感じたい
つまり、
男性は「論理の会話」
女性は「気持ちの会話」 をしているのです。
どちらが正しいのではなく、そもそも目的が違うんですね。
🫰どうすれば伝わるのか？
まず、男性のみなさん。
すべての「察して」を解読しようと頑張らなくていいんです。
ただ、会話の途中で一拍おいて
「彼女、今どんな気分だろ？」
と、ほんの少しだけ“観察モード”に切り替えるだけで距離は縮まります。
女性が黙ると焦って言葉で畳みかけたくなりますが、
ちょっと息を整えて、相手の表情や目線を見てみましょう。
もうね、女性って、けっこう顔に書いてありますから🤭
そして女性には、
「遠慮しないで言ってくれたらうれしいな」と
“説明してもらえる関係づくり”をやさしく提案してみてください。
言葉もまた、立派な愛情表現ですから。
🎀 今日のまとめ
・「察して」と「言ってほしい」は、どちらも“思いやりの形違い”
・男性は“事実”、女性は“気持ち”を優先しがち
・伝わらないときは、「事実の奥に気持ちがある」を思い出す
・すれ違いは、“相性の問題”ではなく 会話の翻訳ミス。
・「あれ？」と思ったときこそ、気持ちを確かめ合う（＝聞いてみる）チャンスです。
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